<背景>
弱者が弱者をたたく、リンダリンダ的な地獄が展開されている。
世の中がよくなるには、なにを改善すればいいのか。
少なくとも、生活保護受給者を目の敵にしたり、宗教二世の被害者を攻撃したり、イスラエルの行き過ぎた自衛権を礼賛することではないはず。
<目的>
弱者は世界をどう捉えて、なにをすればいいか整理する。
弱者を経済的弱者と定義する。そうではない先導者はもちろんいるが、より病的なのは彼らを支持する弱者だと思うので。豚が肉屋を応援してどうするのか。
<キーワード整理>
・モノが精神をコントロールしていく考え方、「唯物史観」
・事象を運動・発展のなかのものとして、矛盾を改善して止揚していく「弁証法」
・右翼は世界を縦(国家、性別、イデオロギー)で割る
左翼は世界を横(階級。資本家と労働者)で割る
見てる世界が違うから。話がかみ合わない。
・資本家の定義は、「生産手段を所有していること」
・階級や搾取にも、「利得論的理解」と「疎外論的理解」がある
・「物質が精神を規定する」。意志力ではどうにもならん。環境を変える。
・下部構造(経済)が上部構造(精神、文化、法律)を規定する
<雑感・わからんこと>
高校、大学時代に読んだ本を再読した。
弱者が団結して強者と戦うことが理想だとは思いつつ、現実味がない。
自分が弱者であることが認められないだろうし、
強者の側がそのような情報を広めるわけがない。
そもそも私自身が強者の恩恵をうけて生きてきており、
自己否定に耐えられない気もする。
もし自分が資本階級になったとき、同じ思想を持てるか?
万人に対して有益と、本心から語れるか?
長年の疑問である、ベーシックインカムの導入可否、課題については整理できていない。
<ネクストアクション>
・ 斎藤幸平『マルクス解体 プロメテウスの夢とその先』
を頑張って読む。
・ベーシックインカムの仕組みと、課題を整理する。
<インプット>
・不破 哲三『マルクスは生きている 』(平凡社新書)
・松尾 匡『これからのマルクス経済学入門』 (筑摩選書)
・https://youtu.be/EnTMLOwdZag?si=eRNYnhmR3nc9hiQR
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